球磨川河川敷緑地(やつしろ全国花火大会会場)
西日本で唯一開催される花火競技大会であり、日本全国から30程の花火業者が参加しその腕を競う。例年10月第3週の土曜日に開催され、八代市の秋の風物詩として知られる。
ウィキペディアより引用
2009年の打上数は約13,000発、来場観客数は約280,000人。
競技部門は5号玉、10号玉、スターマインがあり、九州の業者が5号玉とスターマインに、全国の業者が5号玉と10号玉に参加する。
競技進行は部門別ではなく業者ごとに行う。競技の前後と間に協賛花火があり、「ミュージック花火」も行われる。
ミュージック花火を求めて、来場する観客も多い。
2016年10月15日に開催された第29回大会は熊本地震被災後の花火大会であったことや地震発生から約半年と言う日付だったため、熊本地震復興祈願を兼ねた大会となった。特に地震の被害が大きかった益城町、御船町、西原村などの被災地から住民200名が特別招待され、開催前に犠牲者への黙祷が行われたほか、打ち上げに参加した全ての花火業者が協力して例年よりも多い15,000発が打ち上げられ、地震復興や被災者への応援、犠牲者への冥福を祈るための特別花火も多数打ち上げられた。来場観客数も30万人以上となり、過去最大の大会となった。
2020年大会は、新型コロナ感染拡大防止の観点から、中止されたが翌々月の12月19日(土)に八代市内の3か所からシークレットで
「悪霊退散及び災害復興祈願 八代サプライズ花火」が開催された。
いずれも打ちあげ場所は、八代市坂本、八代港、そして例年やつしろ全国花火競技大会が行われている、球磨川河川緑地で開催された。